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令和7年度 第38回 冬季研修講座のまとめ

2026年03月04日(水)更新

1月7日(水)に、登別市観光交流センターヌプルにおいて冬季研修講座を行いました。今回は「一人一人の子供を主語にした授業づくり」の実践発表として、壮瞥小学校安住理歌先生、厚南中学校池淵賢太郎先生に発表いただき、その後、会場とZoomでの参加者を混ぜて、実践交流を行いました。




※画像クリックで拡大します。

壮瞥町立壮瞥小学校の実践発表

<研究主題> 子どもに委ねる ゆるく 深い学び
<目指す姿>自己の学びを自力で計画・実行できる子ども

【学びを支援する】

<見守る>評価・見取り・方向付けの支援を行う
<待つ>自己決定や選択を待ち、子どもを信じる
<耐える>「教えたい」衝動より「主体的に学ばせたい」意識を優先させる

※子どものためが子どもの主体性を奪ってないか
授業づくりの3つの要素
・単元のゴールの明示 ・評価規準の共有
・振り返りの視点の明確化
プランシートによる授業改善

【学びの環境づくり】

主体的な思考を促す
・学習課題の工夫・教材分析・場(空間)とタイミングの設定
協働できる環境
・協働の場の設定・協働できる学習課題の工夫。
ゴールを見据えた教材研究

【学びを委ねる】

主体的に進めるため
・課題・方法・場・時間を児童が選択決定できる
   ↓
 先生方による小さな取り組み
(学校生活全般の中で実現可能なものを検討)

【教育活動全体への広がり】

○授業○委員会○学校行事○生徒指導・家庭学習
(例)児童がやりたい委員会の創設

ゆるい学び・・・従来のやり方にとらわれず、失敗を次につなげる
深い学び ・・・自分なりの学びを追求し探求していく

受講者の感想

  • 壮瞥小の「ゆるく」まずやってみて、ダメなところを修正するという姿勢を学校全体のものにできたら、子どもも教師も成長できるのになあといつも思って、先生方に投げかけています。
  • 教師が待つ、耐えるという言葉が印象に残りました。生徒が自分からやる気を出すように色々整えながら、どれくらい任せて、どれくらい介入するかのバランスが難しいです。

厚真町立厚南中学校の実践発表

<研究主題>自ら学び、判断し、表現する生徒の育成
~個別最適な学びと協働的な学びの実現化を目指して~
<目指す15歳の姿>未来を語れる厚真の子

<学習アンケートより】

①学年による差が大きい
→個別最適な学びの推進
②見通しをもつ、自己調整するが苦手
→学習者視点の授業デザインの必要性
③教職員からの意見
・授業効果は大きい・授業規律も大切
 (自由=自分勝手にしてもいい×)

【厚南中の理論研修より】

○なぜ「自由進度学習」なのか
・多様な生徒の特性に応えられる
・自立した学習者へと成長できる
○目指す生徒の育成へ
①生徒を主語 ②学びの自己調整
③学びを実感させる ④対話の重要性
⑤単元全体を見通す(研修を複数回実施)

【実践するために】

①指導計画を生徒と共有する
(学習の手引き、学習計画表、ラーニングマウンテンなど形式は問わない)
②学習方法を生徒に委ねる
 ・時間・場所・学習形態・進め方
 ・教材・学習内容など
(教材や活動を生徒が選択、失敗させる経験も)
③学習の振り返りの場の設定
・振り返りシート・確認テスト・学習のリスト化
(進捗状況のチェック、次回の予定の確認など)

【まとめ】

○授業○委員会○学校行事○生徒指導・家庭学習
(例)児童がやりたい委員会の創設

厚真スタイルの活用・・・自立した学習者としての姿・資質能力の育成

課題・授業展開まとめの工夫   「自由進度学習」の推進
意図的・計画的な学び合い    

受講者の感想

  • 授業づくりのポイントになる学びが多く、とても勉強になりました。普段の授業の中で難しいと感じている部分に対して、先生方の実践を聞くことができ、とても貴重な時間となりました。
  • 自由進度学習を生徒が主体的に学ぶための手段の一つとして活用していけたらいいと思いました。やはり課題提示と振り返りが重要だと再認識しました。
  • 委ねる場面の視点が大変参考になりました。悩みの解決策にもなりすぐに実践に生かせそうな内容でした。
  • 他管内(留萌管内)から参加した身としては、自分が勤めている管内ではないような取り組みを知ることができ、大変勉強になりました。

 

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